実は、人間の腦は、「信じる方が氣持ちいい」のです。これは、集團を形成・維持する機能の一つなのです。
といふところまででした。
認知的負荷
人間の腦は、自分で判斷することが負担で、それを苦痛に感じるといふ特徴を持っています。これを認知的負荷と云ひます。
、
認知的不協和
人は、自身の中で矛盾する認知を同時に抱えて不快感(葛藤)をおぼへると、その矛盾を解消して都合の良い理屈を作り出します。
簡單に云ふと「これは正しい」と思いこんだことが後から「間違ってゐる」と証拠を突き付けられた場合、人間の腦は、「言い譯」の理屈を考え出し、何とか間違ひを認めずに済むやうにしようとします。
組織を改革しやうとしたりするとこの場面に嫌といふほどぶつかります。
だからサイコパスは「信じたい」といふ、にんげんの認知のセキュリティホールともいへる弱點を巧みに突く生存戦略を取ります。
次囘は、ネット社會の恐ろしさをサイコパスの觀點から紹介します。
さて、先日のテストはどうでしたか?
このテストは18點~22點が平均とされ、29點~33點が極めて稀。つまり、サイコパスが疑われるとなります。
では、自己採點をしてみて、「自分はサイコパスではないか?」と疑った人たちへ。
サイコパスは治療できるかどうか。 次囘から踏み込んでいきます。
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