命の手紙 134(皇紀弐千六百七十八年十二月二日 四)

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 これを書いたら今年のブログ目標まであと8通です。

 父が何かを遺そうと送ってくる手紙を綴つてゐます。今回は、たはいもない内容かな。
□ホッチキス

 ホッチキスという名称は発明者の名前に由来している、という説があります。
 発地楠発明者として考えられている人物の1人が、機関銃の発明者でもある「ベンジャミン・B・ホッチキス」です。機関銃とホッチキスはあまりにも隔たりがあるように感じますが、マシンガンの弾送りをヒントにホッチキスの機構を考え出したと言われています。

 実際に、平成元年に日本テレビの「謎学の旅」がホッチキスの発明者を明らかにするため、ベンジャミン・B・ホッチキスの出身地である米国コネチカット州を訪ねました。

 現地の方の話によると、驚くことに弾送りと針送りの機構がバネとともに考えられている点で全く同じとのころ。やはり彼が生みの親か?と、取材スタッフは色めき立ったのですが、残念ながら文献などによる証明はできませんでした。

 また、平成6年に放送されたフジテレビ「なるほど・ザ・ワールド」ではホッチキスの発明者は別におり、ベンジャミン・B・ホッチキスの弟である「エーラー・E・ホッチキス」がE・H・ホッチキス社を興したと紹介していましたが、こちらも文献などによる証明はできておりません。

 ホッチキスの発明者は依然霧の仲ですが、ともかくE・H・ホッチキス社はコネチカット州にあったということですからホッチキスの故郷は米国コネチカット州ということになるでしょうか。終わり。

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このページは、宝徳 健が2018年12月 2日 09:36に書いたブログ記事です。

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