どの本よりわかりやすい千夜一夜物語 13(皇紀弐千六百七十八年十二月十三日)

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 このブログから明日のルーティンです。體調囘復!!! バリバリやります。

 せむしの男が、魚の骨をのどに詰まらせて亡くなってしまつたところまででした。

 そんなことがあるの~、と思はれるかもしれませんが、私達が小さい時は、魚の骨をのどに詰まらせて亡くなったといふニュースは結構ありました。特に「鯛の骨には氣をつけるやうに」とよく母に云はれてゐました。

 詰まらせた犯人の仕立て屋の夫婦は大慌て!!!!
「どうしやう?」
「ぐずぐずしてはいられないよ」

 かういふときは女の方が度胸があります。

「(この町で死體がいるところ・・・。そうだ、藪医者のところだ!)」

 二人はせむし男を肩に担ぎ、醫者の家の門口まで行って、

「先生、ちょっと病院を見てください」

 窓から金貨を投げ込み、死體を玄関の上に轉がしたまま一目散に逃げかえりました。

醫「なんだ、こんな遅い時間に・・・」

 でも、投げ込まれた金貨は魅力です。急いで外に出ました。外は眞っ暗です。死體につまづき轉んでしまひました。つまづいた拍子に、せむし男が階段から轉げ落ちてしまつたのです。

醫「ありゃ~」。

 轉げ落ちたところに行きました。

「おいおい、死んでるぞ」

 自分が殺したと思い込んだのです。さて、さてどうなることやら。

 千夜一夜物語は面白いでせう?

 あっ、そうだ!シャーラザッドが寝物語を聞かせてゐる王は、實在の人物らしいです。詳しくは後日。

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このページは、宝徳 健が2018年12月12日 20:29に書いたブログ記事です。

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