今は、七十二候 冬至 初候 「雪下出麦」です。「ゆきくだりてむぎのびる」と讀みます。
積もつた雪の下で、麦が芽を出し始めます。重い雪の下でじつと春を待つてゐます。
易經でいふところの陽の芽生えです。
數年前 帯広で仕事いただいてゐるとき、麦畑がたくさんありました。
きれいなんですよね~。
今は聞かれなくなりましたが、「麦踏」つて言ふ言葉がありましたよね。
教科書の中とかで、「麦は踏まれて強く育つ」と教はりました。
雪の中でもさうなんですね。
艱難汝を玉にす。良い言葉ですが、今、使ふと 「パワハラ」つて言はれさうですね(爆笑)。
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