命の手紙 137(皇紀弐千六百七十九年一月五日 六)

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 今からHPの方にもコンサルブログを2通書くので、今日で31通となります。年間目標1,000通に対して
残りあと、969通。読書は5冊。あと、215冊(目標220冊)。手紙は23通。あと、2,777通です(目標3,000通)。


 今年九十二歳になる父が、頻繁に手紙を送ってきます。自分の人生、自分の考へ方、自分が今考経てゐること、を遺そう(残そうではない)としてゐます。私は父をこのブログに遺します。

 オルファのつづきです。
刃物の概念を変えたOLFA(オルファ)つづき
昭和31年
世界最初の折るカッターナイフ「オルファ第1号」


1956

世界最初の折る刃式カッターナイフ 「オルファ第1号」



 仕事が終わってから、印刷工場の片隅で夜遅くまで試作品を創り続けました。その時代の試作品は、今でもオルファ本社に展示されています。刃の長さ・大きさ・厚さ・角度・折り線の深さやピッチなど、試行錯誤の末に設定した刃の企画は、互換性の関係で変えることができない世界基準となりました。

 特許を取得しましたが、資金も経験も無い。大手メーカーに製造をお願いしましたが、「刀折れ矢尽きる」ということわざがある通り、「刃物は折れたらダメ」「こんなもの作っても売れない」と散々な反応で、どこも相手にしてくれませんでした。

「仕方がない、自分たちで作ろう」

夢のはいjまりです。つづく

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このページは、宝徳 健が2019年1月 5日 09:05に書いたブログ記事です。

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