これを書くのを忘れてゐました。
マイナス思考の極みから出発したゴーダマは、少なくとも微笑みながら病で死んだ。その臨終の物語は、彼が自分の上に影をおとす樹々の姿を「世界はすばらしい」と讃えつつ自然に還っていったことを述べている。最大の否定から最高の肯定へ、マイナス思考のどん底から出発して、プラス思考の極致に達して世を去った人間だからこそ、二千年後のいまも、多くの人びとはブッダの生涯に熱い心を寄せるのではあるまいか。
ブッダ:釈尊です。
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このページは、宝徳 健が2019年1月 5日 19:36に書いたブログ記事です。
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