經濟學(?)にゲーム理論と云ふのがあります。心理學のゲーム分析とは違ひまるのご注意。
この理論、とても面白いのですが慣れるまでは頭をフル囘轉させる必要があるので、勉強していて、頭が痛くなります(笑)。このブログにも關連記事をいくつか書いてゐますので、ご興味のある方は檢索ください。
今、韓國がひどい状況にあります。我が國に對する開き直りをこのゲーム理論の「繰り返しゲーム」と云ひます。それを我が國はどう扱へばいいかをこの記事の最後に書くとして(わかりやすく)、韓國は今、内政でも大變な状況にあります。
左派勢力が暴力によって弾壓されてゐます。
評論家の室谷克実氏によれば、今の文在寅(ぶんざいとらで十分)政權が重視するのは、労働組合と市民團體と称する"親衛隊"の破壊力の両者をナチス突撃隊のやうに活用する戦術ださうです。サンディカリズム(労働組合による暴力・社會革命)です。こんな事件があつたさうです。
「中央日報(2018.11.28)や朝鮮日報(2018.12.1)によると 忠清南道(チュンチョンナンド)にある自動車部品メーカーの労働争議では、左翼ナショナルセンターである民主労総に所属する労働組合員が労務担当役員をリンチにした。会社側の要請で警官隊が到着した。が、警官隊は血だらけになっている重役がリンチを受け続ける様子を遠巻きにして見守っているだけだった。(中略) 労働組合員は「怖くて俺たちには手を出せないだろう」と警官隊を嘲笑しながら引き上げていった(後略)」
思ひ出しませんか? 敗戰後、かれらの祖先が、我が國で好き勝手に暴れまわった光景と同じです。
外に對しては、他國と外交ができる力を有し、うちに對しては、國民を守る治安を維持できる。國家の最低条件です。
軍もそうです。元々、時の政權が半日でも日韓の軍は仲が良かったさうです(ある自衛隊關係者)。それが、今では、軍のまともな人間は、粛清されてゐるさうです。つまり、韓國は、今や、北朝鮮に乗っ取られた状態にあるのです。
今日の新聞で、韓國の政權與党の支持率が低下してゐるとでてゐました。一方で極左政党の正義党が支持基盤を伸ばしてゐることを、我が國の新聞は書いてゐません。ちなみに、文在寅の娘は正義党の活動家です。
さて、繰り返しのゲームです。
ゲーム理論とはスタートが囚人のジレンマです。敵対する相手が有利不利になる状況があります。こちらにも相手に対してあります。ほんの少しでも信頼關係があれば、お互いが有利になる条件を選択するのですが、人間とは悲しいかな疑心暗鬼になると相手を信頼することが出来なくて、お互い(自分も)不利になる条件を選んでしまうといふものです。
これが延々と繰り返されます。この繰り返しのゲームを断ち切るには、「報復」によって、相手に、「ああ、不利な状況よりもひどい条件だな」と感じさせることが大切です。
まあ、結論はおわかりになりますよね。
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