私は、西宮市鳴尾町に住んでゐます。
昔々、鳴尾の漁師が沖合の和田岬(神戸の方でかなり離れてゐますが)で、「神像のやうなもの」を引き上げて家に祀りました。
ある夜・・・・
「吾は蛭児の神なり。この地より少し西の方に好(よ)き宮地がある。そこに居らんと欲する」と神託が下りました。
蛭子は、海上守護神として、漁師らの間で、信仰が廣まりました。さらに漁の取引市で市場神となり、商業神へと發展するうちに えびす神 として親しまれるやうになりました。
だから十日戎は商賣の祭りなのです。そして、鳴尾浜なので、西宮がその中心となりました。
今年はいけなかったなあ。
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