東風解凍(皇紀弐千六百七十九年二月五日 弐)

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 昨日から二十四節氣は 立春です。 舊(旧)暦では、今日が一年の始まりです。なんで、暦を變へたのかなあ。こちらの方が我が國にあつてゐる。西洋暦は情緒がない。明治維新のいくつかのミスの一つです。

 立春が一年の始まりだから節分や八十八夜はすべて昨日を起點としてゐます。

 梅の花が咲きますね~。梅の花が大好きです。

東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ

 菅原道真公です。春「な」忘れ「そ」の「な」「そ」は禁止用語です。

 これを最近「東風吹かば においおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘するな」としている愚かな本がたくさんあります。誰の歌やねんとなります。本當に愚かです。子供達から知的好奇心を奪う愚かな所業です。

 大好きな岐阜に梅林公園があります。

 いいんですよね~。おつと長くなった。ここにある美味しい菜めし屋の紹介はまた今度。

 七十二候は立春 初候 東風解凍です。「はるかぜこをりをとく」と讀みます。

 暖かい春の風が、冬の間張りつめてゐた氷を解かし始める頃です。いよいよ春の暖かい足音が聞こえ始めてきました。どの季節も好きですが、なんとなく春はほっとしますね。

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このページは、宝徳 健が2019年2月 5日 09:55に書いたブログ記事です。

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