どの本よりわかりやすい千夜一夜物語 19(皇紀弐千六百七十九年二月十一日 紀元節 弐)

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 若者の二度めの夜はさらに華麗でした。若者は、さらに多額の金子を置いて歸りました。エッチな話ですが、女性の身体は、一日目より二日目、二日目よりも三日目と少しずつ熟してきます。しかも、このふたりの身体の相性は抜群だったのです。
 いくつかの夜が過ぎたとき、ある日氣がつくと若者は乞食のごとく無一文になってゐました。

 でも、女性の家を訪ねずにはいられません。もし、お金を置かずに歸つたら、なんと云はれるだらうかと、考へると氣が氣ではありません。

 ある日市場の人ごみの中で、男は、兵士のポケットからお金を盗みました。氣づいた兵士は、簡單につかまへましhた。男は裁判にかかつて右腕切斷の刑となつたのです。つづく

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このページは、宝徳 健が2019年2月11日 07:24に書いたブログ記事です。

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