鹿児島にある卑弥呼神社と嘘と罪について數囘にわたつてみませう。
鹿児島縣霧島市隼人に卑弥呼神社があるさうです。恥づかしくて、寫眞を載せる氣にも行く氣きにもなりませんが。
この神社は昭和五十七年い建てられた捏造神社です。
ファンタジーめいたこの神社には由緒としてこんなことが書いてあるさうです。
「中国の魏志倭人伝・古事記・日本書記・延喜式等によれば、卑弥呼女王は日本建国最初の女王であったという。茲(ここ)に有志相集まり卑弥呼女王の居城隼人・国分地区に神社が建設されたことに、誠に慶賀にたえない。天照大神は卑弥呼女王がその原型といわれ、ローマ神話のヴィーナスでもある。私共は卑弥呼を縁結びの神としてあがめ日本国土の永久に安泰と発展を祈ってやまない。
昭和五十七年四月吉日
郷土史家 松下寒山兼知」
まあ、個人が何をやろうが自由ですが、みていて恥づかしくなります。何百年か経てば卑弥呼が存在した證據になるとでも思ったのでせう?
この捏造事件を私たちはしつかりと捉える必要があります。 つづく
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