Empress Shoken Fund(皇紀弐千六百七十九年四月十一日 參)

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 今日は、昭憲皇太后の ご命日です。明治天皇の皇后さまです。知らな日本人が多いのにはびつくりします。


 そして、海外の人がたくさん知つてゐるのに、これまた日本人が知らないのがEmprss Shoken Fundです。

 この人たちが来ているTシャツにデザインされている寫眞は、昭憲皇太后です。南太平洋にバヌアツの人たちです。バヌアツでは、貧しくて教育も受けられず、働くところも限られているので、麻薬や酒の誘惑に負けて犯罪に走る若者も少なくないのです。

 彼らは「命の教育」を受けた修了者です。臺風や洪水に頻発するバヌアツで、若者に災害救助などを教え、社會に役立つ存在に立ち直らせやうといふのが「命の教育」といふプロジェクトです。

 このプロジェクトは、平成二十二年(2011年)にEmpress Shoken Fund(昭憲皇太后基金)から約四百万円の助成を得て實行されました。

 この基金は明治四十五年(1912年)に昭憲皇太后が國際赤十字に下賜した十萬圓(現在価値で約三億五千萬圓)をもとに創設されました。その利子を用いて、現在までに、大東亞戰爭中の昭和十九年(1944年)を除いて、百年餘に渡つて、世界161か國以上に総額十一億円が分配されてきました。

 その後も皇室や我が國政府、明治神宮などが寄付を續け、現在では基金総額は十八億圓以上となってゐます。女性プロジェクトの結果は、毎年四月十一日の昭憲皇太后のご命日に、スイスのジュネーブにある赤十字國際員會本部から發表されます。

 東日本大震災の際に、たくさんの國から寄付をいただきました。その中には、この基金で人生を創造した方々もたくさんいらっしゃったみたいです。我が國は、すてきですね。

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このページは、宝徳 健が2019年4月11日 01:57に書いたブログ記事です。

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