嘉祥(皇紀弐千六百七十九年 令和元年六月十六日)

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 今日から、七十二候 芒種 末候 梅子黄です。「うめのみきばむ」と読みます。

 梅雨入りですね。梅の実が店頭に薄黄色に色づいた梅の実が並んでいます。梅の実が熟す頃の雨という意味です。黴(かび)が生えやすい季節なので「黴雨(ばいう)」と書くこともありました。

 そして、今日、六月十六日は、歴史上とても意味のある日なんです。今日は、和菓子の日なんです。
 昔、疫病がはやった時期がありました。その不吉を払おうと 元号を 嘉祥(かしょう) と改めました。西暦845年~851年までです。仁明天皇、文德天皇の御代です。

 陰暦六月十六日には 十六個の菓子または餅を作り 供え そして、食し 厄を払いました。

 江戸期には、主君が家臣に菓子を賜る行事となりました。民間では十六文で菓子を買い笑わずに食べる風習となりました。

 世界で唯一歴史が連続した國 我が國 日本。續って、遺るっていいですね。(残るではありませんよ)。




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このページは、宝徳 健が2019年6月16日 06:26に書いたブログ記事です。

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