昨日から、七十二候 夏至 末候 半夏生 です。「はんげしょうず」と読みます。
半夏(からすびじゃく)が生える頃です。
半夏生の名をもつ草の葉が白く染まる頃。農事の節目ともされており、田植えを終わらせる頃です。
農業が基盤だった我が国。暦は5つかに1度季節があるという、七十二候。こんな素敵な国はありませんね。
そして「節」。世界で唯一歴史が連続した人間社会の奇跡の国 我が国 日本。
その奇跡の国において、「節」という字はとても需要な意味を持ちます。他国では使えない字。
ながーーーい、歴史の中で、その節目を大切に、自分たちを見直しましょう。そして、ながーーーく、続いた世界で唯一の歴史をみんなでお祝いしましょう。という意味です。
だから、まず、「すめらみこと」と「すめらぎ」の違いを日本人は知る必要があります。
同じ「皇」という字です。
今上天皇陛下のことだけをさす言葉が「すめらみこと」。そして、皇祖皇宗以来というか、その前からの悠久の何千年の奇跡のような国民国家を治(しらし)めてきた皇室のことを「すめらぎ」といいます。
これをまず知らないと日本人の根本がわかりません。
だから、天皇誕生日とは、「すめらみこと」の誕生日を祝うことではありません。今上天皇陛下もそんなことは望んでいらっしゃいません。 天皇誕生日などというくだらない言葉ではありません。「天長節」です。ながーーーーい、すめらぎの歴史の中で、たまたま自分の(すめらみことの)誕生日が迎えられたすめらぎの「節」を国民と一体となって祝うという意味です。天皇誕生日んていう言葉は我が国の悠久の歴史の中でありませんでした。
建国記念日も同じです。そんな言葉は我が国にはない。紀元節です。ながーーーーい、歴史の中で、また、今年も祝うことができた「節」を。という意味です。
昭和の日。馬鹿を言うな。昭和節です。文化の日。ずっこけそうになります。明治節です。
この辺を国民がしっかりと理解しないと我が国の再生(ルネサンス)はあり得ません。
憲法と教育を何とかしないと、永遠にルネサンスができない。怖くて仕方がありません。
皇后陛下を雅子様などと呼ぶ愚かなことは早くなしにしましょう。
さあ、斎庭稲穂神勅により、悠久の歴史の中で続いている田植えの時期です。美しいですね~。こんな時期にしっかりと我が国を知るようにしましょう。
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