やめること①:興味がないと物事をさける
ー過度に「自分を守ろう」としない
アベリーンパラドクスという心理学の遊びみたいな話があります。なぜアベリーンという名前なのだとかそんな説明ははぶきます。組織の中において「合意していないことに合意したふりをする」ことは、組織を崩壊させる怖ろしい所業なのだという意味です。
例をあげると、かつて、ウォーターゲート事件というものがありました(アメリカ)。ニクソン大統領のスタッフが、何の気なしに「あの政敵の事務所に盗聴器をしかけて情報でも取るか」と冗談で言いました。
誰もそんな気がないのに、なんか「辞めようよ」という意見が言えなくなった雰囲気(なんてないのですが、なんとなく)になってしまい。最終的にはニクソン大統領の辞任となってしまいました。
脳は、常にバランスよく働くものではなく、自分を守ろうと過剰反応を起こしながちです(自己保存)。