超訳 脳科学③ 脳のトリセツ②(皇紀弐千六百七十九年 令和元年九月七日 弐)

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 では、夜、働いている人はどうなのか? 「私の脳はホルモンが出ない?」とがっかりするのか?

 ではないそうです。人口の光の中でも体内時計がそれに慣れてしまえば、一定の光は保たれます。仕事の関係で昼夜逆転の人はカーテンなどをうまく使って闇と光の強弱をつくりだすとよいそうです。

 できるだけ同じ時間に寝て、同じ時間に起きる。規則正しい生活をすれば、体内時計が調整されて脳がなんとかついてくる。あとは、長休暇がとれたときに、リハビリのつもりでお天道様の時間に合わせて早寝早起きをしてみる。

 でも、(安定した企業や家庭の中にいて叱られない程度にルーティンワークをこなし、目立たず責任を負わされずに生きてきたいのなら)少しどんよりしていた方が幸せかも(頭がすっきりすると頭が鋭敏になって一日が長く感じ、退屈に耐えられない)。どんより脳の選択は本人次第。

 でも、そのことで本人が不満を感じていたら どんよりのうではなく「ぐずぐず脳」
闇の中で脳がすること
・闇の中で出てくるホルモンがある
・網膜に光が入らなくなると、視神経にストレスがなくなる→眼球の奥にある視床下部や脳下垂体というホルモンの中枢部が働きだす。
・この時間帯に分泌最盛時間を迎えるホルモンもある
・他の時間に分泌するホルモンもこの時間帯にその準備が整えられる
(今までの経験から知識やセンスを創り出し、それが脳神経回路に定着するのを助けるホルモン=メラトニンや、皮膚の骨の新陳代謝を促進する成長ホルモンなど)

夜の闇の中で頭がよくなり、美肌に変わり、身長が伸びる

 つづく

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このページは、宝徳 健が2019年9月 7日 08:19に書いたブログ記事です。

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