大和言葉8 (皇紀弐千六百八十年 令和弐年四月二十五日 弐)

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 言っていることは間違っていないのに、日本語の使い方が違うので、相手に伝わらないがあります。でも、話している本人は、それがわからない。「あの人は何を怒っているんだろう」と。間違っているのはどちらかわかりますよね。正しい日本語を使はない方です。

 今日の大和言葉は「相合」です。
 これは、歴史的仮名遣いでは、どう書くのだろうか?「あひあひ」「あいあひ」。調べてみますね。

 「相合にしませう」。

 きれいな言葉です。ひとつのものを二人以上で一緒に使うことです。相合傘もさうです。

 「一緒に何かをしませしょう」という言い方をやわらかくしたのが「相合にしましょう」です。

 「あっ、あの方ご結婚なさったのですね」「では、相合でお祝いを差し上げましょうか」。

 きれいな言葉なんですが、いま、使うと通じないかも(汗)。悲しい事です。

 我が國から美しさが失はれていきます。

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このページは、宝徳 健が2020年4月25日 06:49に書いたブログ記事です。

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