大和言葉10 (皇紀弐千六百八十年 令和弐年四月二十八日 弐)

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 今日の言葉は「幾久しく」です。「いくひさしく」です。

「幾久しく、幸多かれとお祈り申し上げます」
「幾久しく、お納め下さいませ」
「今後も幾久しく、愛されるでしょう」

 我が國は、世界最古の國です。唯一神話の世界から歴史が連続・繼継続した人間社会の奇跡の國です。

 なので、私達臣民も「続く」ということに対して、何の違和感もありません。「えっ?何を言っているの?」とお感じになるかもしれません。それが当たり前になりすぎて。

 他の國では、明日、今が、終わるかもしれないんです。はずみで王様をぶち殺して歓喜に酔いしいれ、今頃後悔してゐる歐州の國があるくらいです(それを美化した日本の漫画家がいましたが)。彼らには「幾久しく」などといふ美しい言葉はありません。その感覺ががないのですから。

君が代の 幾久しくと 國始め 風は吹けども 山は動かず

わだつみの かざしにさせる 白妙も 波もてあぐる 國の始まり

 こんな美しい國があるでせうか。そろそろ目を覚ましましょう。

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このページは、宝徳 健が2020年4月28日 07:22に書いたブログ記事です。

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