有事と平時(皇紀弐千六百八十年 令和弐年四月壱日)

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 我が国の自衛隊にはいくつかの特殊部隊があります。最も有名なのが 陸上自衛隊 特殊戦闘群です。



 特殊戦闘群の隊員の存在は家族にさえ秘密です。

 海上自衛隊には 特別警備艇という特殊部隊があります。






 伊藤祐靖氏が創設者です。

 伊藤氏が、訓練の中である指示を隊員にしたときのことです。その隊員が言いました。「それは法律違反です」と。

 伊藤氏が言いました「今は有事だ」!!

 私たちは私たちのために命を懸けてくれる自衛隊に対して「ポジティブリスト」しか認めていません。つまり、凄まじい制約条件の中でしか戦わせないという他国の軍隊と比較してとんでもない危険に退院の命を捧げています。

※ポジティブリスト:これだけは認めるけれどもこれ以上はしてはいけない。つまり、相手に戦い方がすべて読まれている。
※ネガティブリスト:これだけはやってはいけない。後は有事になれば有事国際法に基づいて現場の判断にゆだねる

 なので、自ずと現場の隊員はそのポジティブリストを意識することとなります。平時ならいいですが、有事だと、そんなことをしていたら死んでしまうのです。


 さて、昨日だか一昨日だか西村康稔経済再生担当大臣が、会見だか何だかをしていました。消費税は使い道が決まっているので減税することができないし、安倍首相からもそのような指示は受けていないと。

 あなたは官僚ですか?政治家ですか?

 有事です。今は。特に経済が。中小零細企業が。経済が破綻した時「決まりを護って國を潰しました」とでもいうのでしょうか。

 4月1日だか2日だかに東京でロックダウンがあるといううわさがまことしやかに広がっていきました。緊急事態宣言なら、そうなのかなとも想ったでしょうが。我が国は、憲法「典」の制約上 ロックダウンは出来ません。故に中途半端な緊急事態宣言でもやろうものなら、ある一定の勢力による犯罪が横行して治安が著しく悪くなります。

 所詮、そんな憲法「典」です。それに慣れてしまった私たち。早く、この憲法「典」では、國民を護ることもできない。この憲法「典」ではその運雄もできないことを知りましょう。

 企業経営も同じです。今は有事。平時からの頭を切り替えましょう。まずは、金融対策・人材対策そして、今後出てくる経済対策にどれだけ対応できるか。最終的には、今後このような外部要因の変化が生じた時に耐えうるビジネスモデルをいかに構築できるかです(資金ストックも含めて)。

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このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2020年4月 1日 07:16に書いたブログ記事です。

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