有事に敗ける必然性(皇紀弐千六百八十年 令和弐年四月二日)

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 若い頃、むさぼり読んだ作家たちがいました。司馬遼太郎、山崎豊子、吉村昭、阿川弘之、城山三郎。

 筆が強いので、若い頃は彼らに騙されました(未だにマスゴミは彼らを称賛しますが)。特に私たちの年代は、嘘の歴史を教わったので本当に騙されやすかった。

 筆を年を重ねるごとに、それがうそだということがわかってきました。自分の考え方を修正することにかなりの時間を要しました。

 例えば阿川三部作。「山本五十六」「米内光政」「井上成美」。どうやったら、この三人をこうやって美化できるのか。皆目見当もつきません。特に山本五十六。
 我が国を崩壊させた戦犯は、近衛文麿と山本五十六です。近衛文麿の側近は、ソ連のスパイだらけでした。

 山本五十六は、真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦やマダガスカルやソロモンで闘う必要はまったくありませんでした。

 また、戦艦やまとを早いうちに出していると、やまとの火力を上回る戦艦は、アメリカにはありませんでした。なので、島を占領されるということはなかった。

 私たちの子供のころは、「男の子は喧嘩の一つや二つできなくてどうするの!」と育てられました。喧嘩で負けて家に帰ると母は「お母さんは、そんなに弱い子を産んだ覚えはありません。もういちどやってらっしゃい。勝つまで家に帰って来てはいけません」と言いました。

 今は「喧嘩してはいけません」と教えます。意味のない暴力はいけませんが、喧嘩もしないで、あの野獣のような欧米・支那・ロシアにどうやって対抗しようというのでしょうか?

 殴り合いということではなく、間合いやネゴシエーションも含めて、喧嘩に弱い奴らの共通点は、最初のよりが遅いのと最初の一撃が弱いという共通点があります。

 つまり、戦力の逐次投入です。戦力の逐次投入は有事には絶対にやってはなりません。

 山本五十六は、この戦力の逐次投入をやってしまい、我が国を敗戦に追い込みました。

 さて、今の安倍政権。武漢ウイルス対策で完全に戦力の逐次投入をやっています。これは必ず失敗します。

 国民がこういう知見をもって、しっかりと政府に物申すようにならないと。だって、みなさんは国民主権がが大好きなんですから(我が國の統治者は陛下です)。

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このページは、宝徳 健が2020年4月 2日 10:24に書いたブログ記事です。

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