大和言葉13(皇紀弐千六百八十年 令和弐年五月十八日 弐)

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 今日は、「たおやか」なんかどうですか?

 「しなやかでやさしい」「しとやか」「荒荒しくないさま」・・・・。

 姿形が細く華奢で、柔軟性がある樣子や、態度や性質が上品なさまです。「たおやかな身のこなし」「たおやかに咲く菊の花」「たおやかな乙女」「たおやかな山の峰々」「たおやかな舞の手振り」・・・。

 もちろん、男性にとつて永遠の憧れである女性を表現する言葉です。

 百人一首の僧正遍昭の歌に

天つ風(あまつかぜ) 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ

があります。髙校生のときに、この歌を知りました。へーーーー、と思ひました。「昔の男の人はきれいな女性を観ると、天女にみたてることができたんだ」と感動を覺えました。

 この「をとめ」はきつと、たおやかな女性だったのでしょう。

 この世の中には男性と女性しかいません。男女平等などと馬鹿なことを言って、それぞれの善いところを失うのではなく、男女区別して、それぞれの善いところをお互いに愛(め)であいませんか?

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このページは、宝徳 健が2020年5月18日 10:39に書いたブログ記事です。

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