大和言葉18(皇紀弐千六百八十年 令和弐年六月二十四日 弐)

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 四年半前のこのブログに書いた記事です。やはり、大和言葉を語るときに 現代仮名遣いは、我が国を創造してくれが千達たちに失礼ですので、本当の日本語で書きますね。
 生きて年月を重ねると、たくさんの人と知り合ひます。六十億人ぐらいゐる人類の中で、その人と知り合ふことは、まさに奇跡です。人間は「縁」を結ばないと生きていけません。それが我が國における「互譲互助」の生き方です。

鍛え上げた己の心と力を、自分以外のことに使ふ

といふ、我が國の武士道です。

 「互譲互助」は別名「結い」です。つまり、縁を結びあつて生きていくことです。弱い人間が互譲互助なんてしても、傷のなめ合ひになります。あくまでも、己を鍛錬してゐる人間だけに許されるます。

 なので、大和言葉にもこの「結い」を表現するものがたくさんあります。
 「心にかける」もさふでせうか。

 「日ごろはなにかとお心にかけていただき、ありがとうございます」。

 きれいな言葉ですね。より深い敬意を表したいときには、「お心におかけいただき」でせうか。

 この言葉は手紙に使ふととても手紙の格式があがります。

 手紙。人間の縁を最も結べるものです。その結いが、くだらないメールによつて砕け去られてしまひました。手紙のやりとりなど、ほとんどなくなりました。

 手紙を送つても、「なんで手紙なんか送つてきたんですか?」といふ言葉さへいただくことがあります。

 手紙を送るとき、返事などは期待してはいけないのですが(縁はこちらから結ぶものなので)。

 たくさんの人を「心にかける」人間になる精進を積み重ねます。

縁を結ぶ 心にかける 縁結ぶ 結いの心を 心にかける

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このページは、宝徳 健が2020年6月24日 09:20に書いたブログ記事です。

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