マスゴミ(皇紀弐千六百八十年 令和弐年六月六日 六)

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 平成元年(1989年)四月一日 3%の消費税が導入されました。ここでは、消費税の是非を問うているのではありません。

 当時、こんな記事がありました。

 うろ覚えなのですが、確かこんな内容。

「子供がお母さんのお使いに行きました。500円を持って。でも、税込で515円だから買えませんでした」

 何処のメディアだったかなあ? そこまでは覚えていません。

 でも、「このマスコミは馬鹿ではないか」と思いました。これは消費税の責任ではない。15円を持たせなかった親の責任です。

 今回、定額給付金10万円に関してまたもこんな記事がありました。家庭の問題点を制度の問題点にすり替えるな。頭がおかしい。
現金10万円、世帯主給付に不安の声やまず 「血の気が引きました」「諦めています」

全国の自治体で、特別定額給付金10万円の申請がはじまりました。先日、支給をめぐり、家庭内でトラブルが発生しているという記事を掲載したところ、読者からたくさんのコメントが寄せられました。

記事では、世帯主である夫から「全額俺が使う」と言われた女性や、子ども(10)から「自分が好きなように使いたい」と言われ困っているという母親のエピソードを紹介しました。

記事に寄せられたコメントで最も多かったのが、世帯主が振り込まれる10万円を独り占めするのではないかと懸念するものでした。コメントには、世帯主の総取りを心配するに至った事情や諦めの声など、様々な思いが書かれていました。

新型コロナウイルスによる休業でパート代が減ったという50代女性は、「給付金支給に期待したのに受給権者は世帯主の夫だとわかって血の気が引きました」と訴えます。4年ほど前から夫は生活費を全く渡さず、女性は自分で稼いでいます。

夫に対して10万円を請求すれば、「出て行けと言われそう」と強くは出れない様子。国に対して「せめて『18才以上の国民一人一人に受け取る権利がある』と言ってもらいたい」と懇願しています。

これに対し「自分の親、お姑さんに言ってみて仲裁に入って貰ったらどう? 我慢することばかりが良いとは限りません」とのアドバイスや「大変な毎日ですが、よく頑張ってますね。感服します」とねぎらう声が寄せられていました。

(あまりにも馬鹿らしいから中略)

また、世帯主が給付金を受け取る制度にした政府に対する意見も、複数ありました。

「家庭の中がどんな状態かわからないで世帯主あてにしてしまう。政府のすることが悲しい」。 「なにも考えずばらまきをした政府に責任ありますね」。 「政府のやることはいつもこの調子で庶民の生活が全くわかってない」。

手続きを迅速におこなうため、世帯主に家族分の給付金がまとめて振り込まれることになりました。しかし、コメント欄に寄せられた声を見ると、手元に給付金が届かない人も多そうです。

「たかが10万されど10万。様々な感情が家庭内で交差する。テレワークもそうですが、見過ごしやり過ごしてきた家庭内の問題に泣きが入る。コロナでその人の人生の幸不幸が測られる感じでやりきれない」。

50代女性は、今回の10万円給付をこのようにまとめていました。今回の給付金をめぐり、自分の家族やお金について改めて考え直すきっかけとなった人も多いでしょう。皆さんの家庭では、どうする予定ですか。

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このページは、宝徳 健が2020年6月 6日 15:01に書いたブログ記事です。

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