今日から、二十四節気 夏至ですね。七十二候は 夏至 初候 乃東枯 なつくさかるる です。
夏枯草の花が黒ずみ枯れたように見える頃です。夏枯草 かごそう は、うつぼ草の異名です。そして、夏至と新月と日食が重なる日。いいですね~。
夏至のころにお勧めな和菓子が3つあります。
トップバッターは、何といっても 水無月です(先日も紹介しました)。
そして水ようかん
そして日が少し過ぎましたが、紫陽花の和菓子(生菓子)。
和菓子の日(六月十六日)に食べます。
嘉祥元年(848年)六月十六日に仁明天皇がご神託に基づき16個の菓子・餅を神前に供えて疫病を除け健康招福を祈願し元号を「嘉祥」と改めました。これを現代に復活させたのが「和菓子の日」です。
和菓子屋さんでは、和菓子の日に合わせて縁起の良い菓子「嘉祥菓子(がじょうがし)」を販売しているお店もあります。
有名なのは、室町時代創業の とらやさんの「嘉祥菓子」です。
とらやさんHPより。
とらやの歴史
とらやは室町時代後期の京都で創業。五世紀にわたり和菓子屋を営んできました。
後陽成天皇の御在位中(1586〜1611)より、御所の御用を勤めています。
明治2年(1869)東京遷都にともない、天皇にお供して、京都の店はそのままに東京にも進出、現在に至ります。
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/tradition/history/pdf/04_1-1.pdf
これすごいです。↑
とらやさんから刊行されています。
和菓子には洋菓子と違って風情と季節感が明確にあります(二十四節気・七十二候)。わが国の文明・文化そのものです。
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