乃東枯(皇紀弐千六百八十年 令和弐年六月二十一日)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 今日から、二十四節気 夏至ですね。七十二候は 夏至 初候 乃東枯 なつくさかるる です。

 夏枯草の花が黒ずみ枯れたように見える頃です。夏枯草 かごそう は、うつぼ草の異名です。そして、夏至と新月と日食が重なる日。いいですね~。
 
 


 夏至のころにお勧めな和菓子が3つあります。
 トップバッターは、何といっても 水無月です(先日も紹介しました)。



そして水ようかん


 そして日が少し過ぎましたが、紫陽花の和菓子(生菓子)

 和菓子の日(六月十六日)に食べます。


 嘉祥元年(848年)六月十六日に仁明天皇がご神託に基づき16個の菓子・餅を神前に供えて疫病を除け健康招福を祈願し元号を「嘉祥」と改めました。これを現代に復活させたのが「和菓子の日」です。

 和菓子屋さんでは、和菓子の日に合わせて縁起の良い菓子「嘉祥菓子(がじょうがし)」を販売しているお店もあります。

 有名なのは、室町時代創業の とらやさんの「嘉祥菓子」です。


 とらやさんHPより。

とらやの歴史

とらやは室町時代後期の京都で創業。五世紀にわたり和菓子屋を営んできました。
後陽成天皇の御在位中(15861611)より、御所の御用を勤めています。
明治2年(1869)東京遷都にともない、天皇にお供して、京都の店はそのままに東京にも進出、現在に至ります。


 https://www.toraya-group.co.jp/toraya/tradition/history/pdf/04_1-1.pdf

 これすごいです。



 とらやさんから刊行されています。

 和菓子には洋菓子と違って風情と季節感が明確にあります(二十四節気・七十二候)。わが国の文明・文化そのものです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/8494

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2020年6月21日 07:48に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「基本ルーティン(皇紀弐千六百八十年 令和弐年六月二十日)」です。

次のブログ記事は「SOEとは(皇紀弐千六百八十年 令和弐年六月二十一日 弐)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。