源氏物語117(皇紀弐千六百八十年 令和弐年十一月九日 參)

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 「源氏物語ものがたり 新潮社 島内景二著)」。この方も源氏物語に魅せられた人のひとりですね。

 ずっと、この本を超訳しています。

 今日から第四章 一条兼良―五百年に一人の天才による分類術 です。

 藤原氏一門の中で、摂政・関白に任命される最高の家柄を「五摂家」と呼びます。「近衛」「九条」「二条」「一条」「鷹司」です。

 兼良は、その一条家の当主です。ただし、父が二条家に生まれて一条家を継いだので、一条兼良は、二条良基の孫になります。二十八歳で左大臣、四十六歳で関白となり、五十二歳で関白を辞任しました。関白を我が子に譲った人は、ご存知の通り「太閤」。太閤が出家したら「禅閤」になります。兼良は出家したから「一条禅閤」です。

 でも、応仁の乱に翻弄されてしまいます。

 ただし「五百年に一人の天才」と称えられるほど多方面で膨大な著書を書き遺しました。さて、兼良は、どんな源氏物語観を私たちに伝えてくれるのでしょう? 

 今日は、本文はお休みします。

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このページは、宝徳 健が2020年11月 9日 07:39に書いたブログ記事です。

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