朔風払葉(皇紀弐千六百八十年 令和弐年十一月二十六日)

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 明日から 七十二候 小雪(しょうせつ) 次候 朔風払葉 きたかぜこのはをはらう です。
 
 北風が木の葉を吹き払う頃です。「朔風」は、北の風という意味で木枯らしをさします。

 今朝は本当に寒い。

 今年は、新型コロナウィルスパンデミックの影響で、季節感が感じられない年でした。いつの間にか冬。いつの間にか師走を迎える時期になりました。

 小雪。二十四節気のひとつで、わずかな雪が降る頃という意味です。山などに雪がみられる時期となりますが、それほど雪は多くないことから小雪と呼ばれるようになりました。江戸時代の暦の解説書『暦便欄』では、小雪の気候を「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」(冷え込むようになってきて雨が雪になって降ってくるから)と説明しています。

 山口百恵さんの歌に ♪こんな小春日和の~♪ がありました。小春日和は 冬の季語だそうです。



 だんだん寒くなる頃に、突然よく晴れた春のような感じがする暖かくて穏やかな日のことを小春日和といいます。


 そもそも気候が「春」と似ていること、また春とは区別する意味合いもあり、旧暦の10月のことを「小春」と呼ばれるように。他に小六月(ころくがつ)とも言われます。現在の新暦だと、10月下旬から12月上旬ごろのことを指します。

 ちなみに、小春日和は冬の季語です。

 

 博多に鈴懸(すずかけ)さんという美味しい和菓子屋さんがあります(suzukake.co.jp)。そこの錦繍(きんしゅう)というお菓子がおいしいんですよね~。ちょうど 小雪のころのお菓子です。

 茶道と和菓子は切っても切れない表裏一体の所があります。つまり、和菓子は日本の文化そのものなのです。


 あ~、食べたい。でも、遠いなあ(笑)。

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このページは、宝徳 健が2020年11月26日 06:11に書いたブログ記事です。

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