集中力のしつけ方:人は実は集中している時の方が危険 8(皇紀弐千六百八十年 令和弐年十二月一日 參)

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 脳は人を散漫にさせようとするのに、集中しなければ物事を成就させることができない。

 中野信子先生は、「では、どうすればよいか」とおっしゃっているのでしょうか?

「散漫になりなさいという脳の『警報装置』を作動せる要因をできるだけ排除する」こと。

1.集中を乱す敵を視界から排除
2.いい集中空間を演出する
3.キリが悪いところでやめる―ツァイガルニク効果の応用
4.スリープ状態をつくる-バックグラウンドで脳を働かせる
5.とにかくやり始めると抹消からスイッチが入る
6.あえて人目につく場所で作業してみる
7.集中できないのはセノトリン不足かもしれない

 前回は4.スリープ状態をつくるバックグラウンドで脳を働かせるでした。

 今日は 5.とにかくやり始めると抹消からスイッチが入るです。

 とはいえ、人間ですから、どうしてもやる気が起こらない時があります。デスクに向かうけれども気がどうにも起こらない。ペンやキーボードに触る気がどうしても起こらない・・・。

 なんと、これも脳の特徴を考えると当たり前のことだそうです。

 脳は、とても洗練された器官のようですが、その重量の割には燃費の悪い臓器で、働かせるにはかなりの酸素や栄養が必要です。とにかく新しいことするするときには、相当なエネルギーが必要です。

 だから脳としては余計なエネルギーがかからないように、なるべく今していることを替えたくない。今していることをできるだけ継続しようとするし、逆に新しいことをしようとするとする際には何らかのブレーキがかかるようになっています。

 なるほど!!!!!

 ではどうすればいいか(つづく) 

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このページは、宝徳 健が2020年12月 1日 10:06に書いたブログ記事です。

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