昨日から、七十二候 大雪 末候 鱖魚群 さけのうおむらがる です。
鮭が群がって川を上る頃です。川で生まれた鮭は、海を回遊し故郷の川へ帰ります。
帯広で仕事があったとき、「時知らず、食いてえ」と、帯広の方が言いました。夏でした。何のことかさっぱりわかりませんでした。 その後 時知らず=鮭だと知りましたが、「鮭って冬だよな~」と思いました。
そして、時知らずではなく「時鮭(ときしらず)」と書くことを知りました。
夏に水揚げされる鮭の名称だそうです。
秋鮭と同じシロ ザケですが、産卵期ではないため卵や白子がないぶん身 に脂がたっぷりとのっているのでうまいんです。
時鮭は、本来「時知らず」と呼ばれていて、その名前の由来 は、鮭は本来獲れる時期が秋なのですが、季節はずれの夏 に獲れるので、「時を知らない」という意味から時知らずと 言われています。
自然に恵まれた我が國は、言葉が素敵ですね。
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