このタイトルに行き着くまでにかなり長い前置きが(笑)。
かつての出光興産㈱は、十年目社員前後の人間を四十日間仕事から隔離しました。日本人教育をするんです。その四十日間は、仕事の話をすると「些事を言うな」と怒られます。十年目社員ですので、自分の仕事の自慢話をしたいことでたくさんです。
出光は「立派な日本人を創ることが目的なんだ!」と。夜は、仕事から離された解放感で仲間と飲んでばかりでしたが(笑)。「店主室教育」と言います。これがなぜ始まったかはこのブログで後日紹介します。
私たちの時に、その教育のカリキュラムで和歌の時間がありました。先生は夜久正雄先生です。先生のご著書「短歌のすすめ」は店主室教育が終わっても何度も何度も読みました。
夜久正雄先生
平成20年(2008年)3月19日 ご逝去 享年82歳 国文学者
先生のご著書である 白村江の戦い-七世紀・アジアの動乱-は、歴史に残る名著です。
我が國は、自然とフリーダムであったわけではありません。先人たちが必死の戦いを経て我が國を 世界で唯一歴史が連続した人間社会の奇跡に國 を遺してくれました。この本はとても勉強になります。シリーズで紹介していきますね。
その他にも名著ばかり。すべて持っています。
この偉業を受け継ぎ引き継いでいくことは私たちの使命です。
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