暴力と闘いは違う(皇紀弐千六百八十一年 令和參年壱月七日 八)

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 いつだったかなあ。そんなに遠くない過去・・・。「最近は『喧嘩をしてはいけない』と教えるから『まともな喧嘩もできない』男が増えすぎた。こんなことでは愛する人も守れない男ばかりになってしまう」といったところ、ある女性から「暴力を肯定するのですか?」と言われました。

 こういう発想だから、『まともな喧嘩』です。こんな発想だから 今の喧嘩は、大勢で一人を手加減なしに叩きのめします。道具を持って相手をとことん叩きのめします。

 私たちのころは、基本がタイマンのステゴロです(多対多はたまにあったが)。それも、相手が動けなくなるまでとか死ぬまでなんてやらなかった。

 いじめにしても、陰湿すぎます。人間社会からいじめがなくなるなんて思っていませんが、あまりにもひどすぎます。

 今日、ネットのニュースでこんなものが流れてきました。
 
熊本西高ラグビー部 下級生を平手打ち(RKK熊本放送)
去年の末、全国大会に出場した熊本西高校のラグビー部で、上級生が下級生にケガをさせていたことが分かりました。 県教育委員会や熊本西高校によりますと、先月18日の練習後、ラグビー部の部室で3年生が騒いでいた2年生を注意したところ、2年生がスパイクのピンを投げ込んだため、さらに注意しようとした際、平手打ちが2年生部員の耳に当たり鼓膜が破れたということです。 ケガをさせた3年生部員は、監督たちとともに2年生部員の家を訪れ謝罪しています。この件に関係した3年生部員2人は、全国大会の登録メンバーからは外れていました。 県教委は「学校からの報告書を受け事態を正確に把握したうえで指導などを行いたい」としています。

 アホか。大人が騒ぐことではない。

 かつて読売新聞の一面に、「天理大学柔道部 部内暴力」という記事が載りました。天理大学柔道部というのは、全国トップレベルの「運動部」です。そこで先輩が部下のしつけのために鉄拳制裁をすることなど当たり前です。

 不合理不都合鬱陶しさ不条理・・・。当たり前でしょう。

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このページは、宝徳 健が2021年1月 7日 15:17に書いたブログ記事です。

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