父母の結婚式(皇紀弐千六百八十一年 令和參年壱月八日 參)

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 今日は、九十三歳になる父と亡母の結婚記念日です。昭和三十一年一月八日。今年が、昭和換算で九十六年です。なので、結婚六十五周年ですね。

 母は平成七年七月十日に亡くなりました。享年六十二歳。長い長い間、ずっとずっと病に冒され、苦しい人生だったのでしょう。でも(本当に亡くなる前のあの苦しさの時以外は)、痛いとか苦しいという言葉を聞いたことがありませんでした。(これも晩年以外は)寝ている姿を観たことがありませんでした。「お母さんは、いったいいつ寝てるんだろう?」と子供のころ思っていました。

 父は、ここにきて急激に体が弱っています(弱っているというレベルではないのですが)。人間とは、生まれて生きて死ぬだけなんですが、「生まれる」を除いて「生きる」「死ぬ」に自分がコントロールできることは何と難しいのでしょう(難しいという言葉は大嫌いですが・・・)。

 両親の結婚当時はまだまだ我が國が貧しい時です。

 向かって左から二番目が母方の祖母です。優しい優しい人でした。その向こう側に小さく映っているのが父方の祖母です。向かって右側が山添のおばさん(母の叔母)。その向こう二人目(向かって右三番目)が母方の祖父です(父方の祖父は、非道なるソ連のシベリア拉致で帰ってきませんでした)。その一つ奥が母の妹(叔母)です。 ごめんなさい。私は昭和三十三年生まれなのであとは会ったことがない方ばかり。母方の親戚が多く集まっているということは、母の実家でやったのですね(福岡県遠賀郡芦屋町)。

母はきれいでしょ(笑)。

 すっごく怖くて(私には男の子教育をしていました。喧嘩で負けたら家に入れてくれませんでした)すっごく優しい人でした。

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このページは、宝徳 健が2021年1月 8日 05:55に書いたブログ記事です。

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