漢字の問題(皇紀弐千六百八十一年 令和參年壱月九日)

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①波々伯部 苗字です。
②杮 果物ではないですよ。
③大鋸屑
①波々伯部 苗字です
 「ほほかべ」
 その他、「ほおかべ」「ほうかべ」「「ははかべ」という方もいらっしゃるみたいです。京都府北西部と兵庫県東部あたりの丹波國多紀郡波々伯部村がルーツです。中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)です。現在は、大阪府や兵庫県に多いそうな。波々伯部神社の名前や、伯耆(伯耆郡:島根県中西部に位置するかつての我が國の地方行政区分)からきた豪族が語源だともいわれています。

②杮 果物ではないですよ。
 「こけら」
 柿(かき)の作りの部分は「亠」と巾」と書きますが、杮(こけら」は、縦の棒が一本に突き抜けています。木の切り屑という意味です。杮落し(こけらおとし)という言葉で有名ですね。「杮落し」は建設工事の最後に屋根などの木片を払うことが語源となっています。転じて、体育館、陸上今日日情、球技場、野球場などのスポーツ施設が開場する際にも報道などで「こけら落とし」と表現される場合がありますが、本来は、劇場に用いる言葉です。歌舞伎発祥の言葉に「こけら落としを見ると寿命が延びる」というものもありますね。

柿 杮



③大鋸屑
 「おがくず」です。
 
 大鋸(おが)とは大きなノコギリの一種で、大鋸屑(おがくす)は、「ノコギチで材木を挽(ひい)いた
ときに出るくず」のことです。ちなみに、「鉋 かんな」で木材を削ったときに出る屑は「かんなくず」言います。

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このページは、宝徳 健が2021年1月 9日 05:42に書いたブログ記事です。

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