愚かなる新聞記事(皇紀弐千六百八十一 令和參年壱月二十四日 參)

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 メモを忘れたので、火付けが分かりませんが、何日か前の日経朝刊の「大機小機」です。日経新聞三大愚か記事は「春秋」「社説」「大機小機」です。

 さて、今回の大機小機。最初はいいことを書いていました。
 「コロナ禍による経済の急激な落ち込みに対しても各国とも財政支出を大幅に拡大した。米国ではトランプ政権下、すでに計4兆ドル、国内総生産(GDP)比で20%近い経済対策が打ち出されているが、20日に就任したバイデン大統領は、1人当たりさらに約14万5000円の現金給付を行うなど1.9兆ドル(約200兆円)規模の追加的経済対策を行うことを表明した。経済が2008年のリーマン危機の時を上回る戦後最大の落ち込みを記録した以上、これは当然の政府対応といえる。ただし、正しい政策の運営は、このような危機に適切に対応することができるように平時にしっかりと財政の健全化を進めておことだ」

 ここまでは、まあ、大機小機にしては、これまでと比較してはまあまあのことを言っているなと読んでいました。

「日本は、債務残高のGDPに対する比率が252%(IMF)とい主要7か国(G7)の中でも突出した財政赤字を抱えたまま、コロナ危機に直面してしまった」

 ああ、またやっているわ・・・。債務残高が國家なのか政府なのかを書かずに読者を騙しています。もともと我が國は、リーマンショックの時に、おバカな日銀が金をすらなかったから、GDPが伸びませんでした。それと、「国の債務」ではありません。「政府の債務」です。さまざまな指標を見ても、「円」がおかしくなる要素はまったくありません。これを言うなら、日銀がかたくなまでデフレで我が國を痛めつけたときになぜ「日本非経済新聞」は、政策批判をしなかったのか。記事ネタをもらえないだけで、國を貶めている新聞。大機小機はもうやめた方がいい。

 「日本非経済新聞」。まあ、財務省と日銀すり寄っている新聞だからしょうがないか・・・。我が國は、世界最大の債権國家です。騙されないようにしましょう。

 この日の大機小機の最後の文章。大地震の到来を危惧して「財政が破綻しないためには、国債のGDP比を十分に下げておくことが必要なのである」

 この人、分数わかっているの????

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このページは、宝徳 健が2021年1月24日 14:40に書いたブログ記事です。

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