書きましたっけ? 小学校六年生の担任が、私の叔父です。母の妹の旦那さん。はっきり申し上げて、左翼バリバリのこの人が私は嫌いでした。だから、担任と決まった時に目の前が真っ暗になりました。何の目的があって私を自分のクラスに引き入れたのだろう?
なので、あまり学校での思い出がありません。少年野球が楽しかったことぐらいかなあ。ポジションはいつもキャッチャー。なぜか私はこうです。サッカーをやったらゴールキーパー。
卒業時に、書道の先生もしていたその担任は、クラスの生徒に「好きな言葉を色紙に書いてあげるから言いなさい」と言いました。
私は「勝利」とお願いの紙に書きました。
すると、書かれてきた色紙の言葉が「敬愛」でした。「あなたは、もう少し柔らかくなった方がいい」と言われました。別にいいんですが、「なら最初から好きな言葉を言えと言うなよ」ということです。
まだ、幼かったのですね。私は、その色紙をたたき割って捨てて、家には持った帰りませんでした。少しだけこれを書くのが恥ずかしかったし、少しだけ反省。
さあ、すさまじい中学校へ進学します。
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