道元の和歌8(皇紀弐千六百八十一年 令和三年六月五日 弐)

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 道元に寄り添った弟子の懐弉(えじょう)に『正法現蔵随聞記』という著作があります。これ面白いんですよね~。道元の人間性を知る入門書です。






 道元は、四歳にして李嶠の百詠を、七歳にして詩経と春秋左伝を詠んだと言われています。道元は幼くして驚くべき漢文力をみについけていました。

 この漢文力と言うのをたちは全く知らない。高校の漢文の授業でいやいややっただけです(笑)。英語なんか勉強するよりこの漢文力が欲しいなあ。

 八歳の冬、母の死去を見て道元は人生の無常を悟りました。正法眼蔵随聞記には、母の遺言があって出家を早くも志したと伝えています。

 祖父 基房は道元を朝堂へ送り出し出世をさせたいがため、その養育に意を注ぎました。

 道元が十三歳になった時です(つづく)

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このページは、宝徳 健が2021年6月 5日 06:00に書いたブログ記事です。

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