私は、学生時代に資本論を読みました。「なんて素晴らしい」とは感じませんでした。「これができたら理想だけど、人間はそんなに美しい心を持っていない」と。
案の定、そうでした。共産主義の本質とは
世界中の金持ちをぶち殺し、その金で各國の政府をぶっ潰せば人民は幸せになる
というものです。先進國で、共産党を持っているのは我が國 日本とフランスぐらいのものです。フランスが戦争で負けた時、まっさきに國を護ったのが共産党でした。コミンテルンに入っていません。アメリカには共産党はありまあせんが、各政党に知らぬ顔をして深く入り込んでいます。
フランクリンルーズベルトが大統領の時、ハル・ノートを書いたのは、国務長官のハルではなく、ハリー・ホワイトというモスクワ・コミンテルンのスパイでした(ヴェノナ)。
民主主義も同じようなものです。
民主主義の原則は、多数決です。国民がみんな賢ければいいのですが、そうではないことは我が國の敗戦後を観てもわかります。どこかに入り込んでいる左翼や利害団体が、自分たちに都合がよい意思決定を構築していきます。
そうでなくても、多数決と言うのは、「今のパッシングエンジョイメント(束の間の情事)」です。危険極まりない。
我が國が世界で唯一歴史が連続した人間社会の奇跡の國である理由は。
今の多数は歴史上の少数である
という原則をつかみ続けたからです。漢字も伝来してから400年ぐらいは使用していません(一部外交文書を除いて)。これを先例主義を言います。新しい物事を受け入れなかったのではありません。受け入れる手段を探していたのです。
民主主義は、これができません。危険ですね~。
日本國憲法「典」の3大原則
国民主権:國家を転覆していい権利(政府ではない。国家です)。國会での論議を國会を取り巻いて壊そうとするテロ集団がいます。
基本的人権の尊重:人を殺していい権利。だから悲しい事件がたくさんおきます。
平和主義:自分だけ平和ならそれでいい権利。だから14歳の女の子が攫われても助けようとしない國民ができます。
憲法改正ではないんです。憲法「典」改正が必要です。
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