今日は、小暑 末候 鷹乃学習です。 「たかすなわちがくしゅうす」「たかすなわちわざをならう」です。今年生まれてひと月ほど経った鷹の幼鳥が、飛ぶこと覚える時季です。
5~6月にかけて孵化した鷹のヒナが、飛び方を練習するという時季です。食物連鎖の頂点にいる鷹は、「飛ぶ」イコール「獲物と捕る」と言うことです。
従来から鷹や鷲などの猛禽類は、カモ・キジ・鳩・兎・狸などの調達を人のためにしてくれました。鷹狩も有名です。狩猟を兼ねた戦の訓練ですね。
「羽合わせ」という言葉があります。日本における日本らしい文化です。鷹が獲物を追うとき、鷹と人が息を合わせて人が鷹を投げます。瞬時に「捕る?」「まかせろ」と意思疎通を交わすんですね。日本人は人と人だけではなく、鷹とも「気合ふ」をするので
その訓練をするのが、鷹匠です。素敵ですね。
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