リスク・コミュニケーション1(皇紀二千六百八十一年 令和三年七月二十三日 參)士魂商才九十八号解説

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 弊社月刊誌九十七号からリスク・コミュニケーションを書いています。九十八号を解説に行く前に、九十七号のリスク・コミュニケーションをまず解説します。

 今回の新型コロナウィルスパンデミックへの政府や専門家の対応を見ても、戦術ばかりを論じて戦略性がまったくありません。

 丁度、安倍政権が弱体化したときに新型コロナウィルスパンデミックが起きてしまいました。

 まず、今日は、戦略の説明から。これは士魂商才の中で、繰り返し説明しています。

 その上で、明日から、リスク・コミュニケーションを論じていきます。

 なぜなら、戦略論とリスク・コミュニケーションは密接に関係しているからです。


 戦略とは、「何をやるか(なぜそれを選択したか)」を決めることです。あれもこれもと「戦略」をきめることはできません。換言すれば、戦略とは「他を捨てる勇気」と言います。

 やるなら決めよ!決めたら迷うな!です。

 5つ選択肢があったとしても決めるのは一つだけ。他の4つは捨てなくてはなりません。そして、その一つだけ決めた戦略を、一気呵成に全力で相手に対して投入する必要があります。

 戦力の逐次投入をやって我が國を敗戦國にしたのは山本五十六です。行く必要がない遠くまで連合艦隊を派兵しました。

 「喧嘩をしてはいけません」という教育が、喧嘩が出来ない男の子が増えました。喧嘩の弱い人間は、間違いなく、最初の寄りが遅い、最初の一発が弱いという戦力の逐次投入をします。


 喧嘩と暴力は違います。だから、ひどい暴力を奮うやつが増えました。多人数で武器を持って、相手を殺します。私たちの若いころと全く違う様相です。

 おっと前置きが長くなった。戦略論はまた明日。


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このページは、宝徳 健が2021年7月23日 17:21に書いたブログ記事です。

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