リスク・コミュニケーション2(皇紀二千六百八十一年 令和三年七月二十四日)士魂商才九十八号解説

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 今日は、二回目のワクチン接種です。パンデミック本番です。楽しみです。

 今日は、戦略ですね。その後(おそらく明日)リスク・コミュニケーションと戦略論の関係です。今回の、新型コロナウィルスパンデミックは、これが一番不足していましたことも含めて考察します。

 昨日、戦略とは選択(捨てる)こととその理由、そして動くときには、一気に動く(戦力の全力投入。戦力の逐次投入は行わない)と申し上げました。

 そして、その戦略を選択したときに「今の、わが社の実力ならこの程度はできるよな」と考えるのが「普遍的戦術」です。

 その戦略を遂行するなら、こういう問題点・課題が生じるなというのが、「特殊的戦術」です。これを解決していくことがビジネスモデルになります。

 ビジネスモデルは、経営資源ごとにあります。

ヒト:組織のビジネスモデル
モノ:流通やマーケティングのビジネスモデル(俗に言うビジネスモデル)
カネ:キャッシュフロー(CF)のビジネスモデル
情報:インテリジェンスのビジネスモデル

 経営者の仕事はこのビジネスモデルが出来るかどうかの環境整備にほかなりません。

 ただし、ビジネスモデルから先に考えない。 特に、特殊的戦術から考えて、「今は、こんな問題があるから、この戦略はとれないや」と考える経営者のなんと多いことか。絶対に戦略から考えない。経営者の責務です。

 次回は、リスク・コミュニケーションと戦略の関係性を。今回の、新型コロナウィルスパンデミック対策はこれをあやまりました。

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このページは、宝徳 健が2021年7月24日 05:45に書いたブログ記事です。

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