源氏物語149(皇紀弐千六百八十一年 令和三年八月二十七日 參)

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 この記事の参考出典はこれです。前にも書きましたよね。写真は自撮りです。
源氏物語ものがたり (新潮新書)

 今日から細川幽斎です。本名?細川藤孝。昔の武家はたいしたものです。もっとも位が上がればこういう教養が必要なのですね。室町幕府が衰えたあとは、織田信長に仕え、後に、豊臣秀吉にも重用されます。

 三條西実隆の孫 実枝に古今伝授を受けて古典学の集大成を図ります。

 母親は、儒学者清原宣賢の娘です。まさに、部門と学者の血のなせる業。さあ、幽斎は、どんな源氏物語とのかかわりをするのでしょうか?

 さて、本文。
 とにかく、内大臣(光源氏の親友 昔の頭中将)は、娘と光源氏の息子 夕霧を合わせないようにします。つまり、大宮に面倒を見させていたのを自分の屋敷に呼んだのです。

 弘徽殿女御が来ているのでその話し相手だということで。大宮とはいろいろありましたが、それでも一度言ったらほかのことは聞きません。

くれなゐの 涙にふかき 袖の色を あきみどりには いひじほるべき

 と夕霧は詠みます。

 さて、宮中最大の行事 新嘗祭が近づきます。五節(ごせち)の舞姫が奉仕します。それぞれの公卿の家に選出の割り当てがあります。光源氏は、誰にしようか思案に暮れます。さて、光源氏は誰を選ぶのでしょうか。つづく

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このページは、宝徳 健が2021年8月27日 08:09に書いたブログ記事です。

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