世間盆休みかな。私は、結構やることがあって楽しい。この終わるかどうかの瀬戸際っていいですね。
さて、日航機墜落からもう三十六年経ちましたね。昭和60年(1985年)八月十二日。
二つの思い出があります。
ひつとは、坂本九ちゃんが登場していたころ。九ちゃんとは、テニスの本を一緒に造りました。「テニス驚異の上達法」(世界文化社)です。当時日本NO.1だった、福井烈さんが坂本九ちゃんに、テニスを教えているといったストーリーです。柏木由紀子さんともお昼を一緒にしました。昔から九ちゃんファンの私は楽しくて仕方がありませんでした。その九ちゃんが亡くなった時悲しくて仕方ありませんでした。
中古市場でまだあるのですね(笑)。当時は、デカラケではありません。今のテニスとはスポーツの種類が違うのに。
九ちゃん、天国でテニスしている?
あと一つは。
当初私は、この事故は日航機の問題だ思っていました。
山崎豊子の「沈まぬ太陽」が書いています。筆が強いので、若い時、山崎豊子の小説は、むさぼるように読みました。ウソとわかって、全部捨てました。司馬遼太郎、阿川弘之、吉村昭、城山三郎、半藤一利・・・・みんなどそうですね。全部、むさぼり読んでいた自分が恥ずかしい。
表現の自由? 嘘をつく自由・デマの自由で人を傷つけ、世の中を騙す自由は、表現の自由ではありません。犯罪のレベルです。
あの主人公恩地のモデルは、どうしようもない人間です。社会主義化を目指して労働組合を創り、スチュワーデス(現CA)をだましてストまでさせました。当時の社長(松尾さんだっけな?)の娘さんが危篤と知ると、徹夜で労働組合との折衝を突き付けます。松尾さんは、娘さんの死に間に合いませんでした。
それを知った社員は、この主人公から離れました。行き場を失った彼は、自ら進んでアフリカに行きました。それが真相です。
山崎豊子の小説は、どこかひねくれている。「大地の子」も「運命の人」もそうですね。
それを賛美するマスコミ。どこかがおかしい。
まあ、山崎豊子は毎日新聞の出身ですけどね。
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