今日は、典拠。
支那の古典を読んでいると。「〇〇を読んでいるとそう言っているんだ」というのがよく出てきます。
まあ、四書五経と言っても、四書と五経の間では何千年もの時が流れています。
特に、論語や大学はそれを使います。これは、なんていうんでしょうね。あっ、その時代は著作権なんてないか(笑)。
典拠」は「てんきょ」と読みます。
「典拠」の意味は「文献などにみえる確かなよりどころ」です。
論文などの元になった信頼できる根拠となる文献のことをいいます。
「出典」と「典拠」は、情報源であるという点で共通しています。
ただし、「典拠」は自分の書き記していることの根拠となる信頼できる文献のことなので、ただ「ここに書いてありました」記すだけなのであれば「典拠」ではなく「出典」を使用するのが適しています。
「典拠」よりも「出典」のほうが意味が広いと言えます。
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