【第百一号:需要をどこに求めるか フリーダムへの序章】
弊社月刊誌「士魂商才(しこんしょうさい)」第百一号です。タイトルは「需要をどこにもとめるか フリーダムへの序章」です。
感染者数がどんどん減少しています。でも。ここで安心してしまっては、イギリスやインドと同じ轍(てつ)を踏みます。また感染者の増大となるでしょう。
そんなことより、今回の新型コロナウィルスパンデミックと同じようなことがまた起きた時にどうするか?を考えている経営者はほとんどいません。
多くの飲食業はまた「苦しい苦しい。新型コロナウィルスめ」というのでしょうか?「パンデミックだからしかたがない」と考えて「受動的に」嵐が去るのを待つのでしょうか?
RTO(目標復旧時間)が最大の課題であることは先月号で申し上げました。つまりパンデミックにおいてもRTOを定められる事業をどうするかを考えるということです。もちろん読者の方々は、中小零細企業が多いでしょうから突然、多角化や新規事業はハードルが高いと思います。だからこそ、既存のマーケットから既存事業から少し派生した需要を求めてみてはいかがでしょうか。
そんなことを今回のテーマにしてみました。
新型コロナウィルスパンデミックというチャンスを絶対に活かす。こんなチャンスはあまりない。私たちの凝り固まった思考を大きく変えるチャンスが来ています。
ただし、それは目標であって、目的はあくまでも「フリーダム(不易流行)」です。世界で唯一神話の世界から歴史が連続した人間社会の奇跡の國 我が國日本で経営をしている企業の使命は「持続と永続です(フリーダム)」。その目的を果たすために現在があります。
新型コロナウィルスパンデミックは、私たちにそれを求めています。
今月号もお楽しみください。
感謝合掌
皇紀弐千六百八十一年 令和三年十月吉日
株式会社 経営戦略室
代表取締役 寳德 健
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