蟋蟀在戸(皇紀二千六百八十一年 令和三年十月十七日)

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 本当は、昨日「菊花開」を書こうと思ったのですば、間伸びしているので「蟋蟀在戸」にします。士魂商才の読者の方申し訳ございません。

 明日から二十四節気 寒露 末候 蟋蟀在戸 きりぎりすとにあり です。

 今日からいきなり寒くなってきましたね。みなさまお身体ご自愛ください。
 昔は、コオロギのことをキリギリスのと呼んでいたみたいです。このキリギリスは鳴く虫の総省のことです。

 今の七十二候は、日本の風習に合わせて名前が変わっていますが、「蟋蟀在戸」だけは紀元前に支那大陸から伝わって以来変わっていません。

 欧米人に無私の秋の音を聞かせると「ノイズ」と言います。私たち日本人は、無私の音も美しい虫の音に聞こえます。すべてを情緒あるものに変えてしまう日本人らしいですね。

 大数学者の 藤原正彦は、世界の大数学者を調べると、必ず子供のころ情緒ある土地で育っているそうです。

 科学技術もそうですが、せっかくの情緒ある國なので、もっとそれを誇っていいですね。

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このページは、宝徳 健が2021年10月17日 08:25に書いたブログ記事です。

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