任務分析10(皇紀弐千六百八十二年 令和四年一月十九日 弐)

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 任務分析の大三原則である「集中の原則」を解説しています。

 企業の競争戦略でも、マイケル・ポーターでしたっけ、「選択と集中」を言うのは。そして、効率的に集中するには、以下の7つのポイントを意識する必要があります。
効果的に戦力を集中する7つのポイント

●目標の確立と一途の方針:目的達成のために、有効な目標を設定し、すべてを目標志向にする
 さっきの記事のBCPと同じですね。これがなくて、BCPを設定せよと政府はいいます。愚策です。

●積極主導性:こちらから常に積極的に主導性を発揮する。こちらからしかけるで主導権を握れます。

●決勝点を見破り目標を指示:ここ一番の勝負所で活動の商店を明確にし、持てる力を集中する。

●戦闘力の統合発揮:企業で言うと生産と企画が共同連携し、組織力を発揮することです。力強いリーダーが必要です。

●戦闘力の経済的使用:牽制・抑留により、敵を分散させて、戦闘力の集中を防ぐ。今、支那共産党が日本に対してやっていることですね。

●機動力の発揮:敵や競合に優るスピードを発揮する。ビジネスの意思決定です。

●後方支援の確保:兵站ですね。

 戦略の失敗は戦術ではとりもどせない(カール・フォン・クラウゼヴィッツ)

というように、

 作戦の失敗を戦闘の成功で補うことはほぼ無理です。

 自分が、弱者のときと強者の時で作戦は違います。リーダーはこれを見誤ってはいけません。そして、いざ、作戦を遂行する時にそれを納得させるだけのリーダーシップが必要になります。

 弱者の時には、内線作戦を取ります:数方向から我に接近する敵に対して、我が方は、後方連絡線を内側に保持して行う作戦。

 強者の時には、敵に対して後方連絡線を外側保持し、数方向から急進的に行動する作戦です。敵を補足迎撃します。 この方つづく

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このページは、宝徳 健が2022年1月19日 16:14に書いたブログ記事です。

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