任務分析11(皇紀弐千六百八十二年 令和四年一月三十日 參)

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 第3の原則「集中の原則」を書いています。中小企業は弱者なので、前回書いた「内戦作戦」をとらざるを得ません。内戦作戦で勝利を得るには、敵の戦力を分離させ、それぞれの敵を撃破します。これを「各個撃破」と呼びます。
 中途半端な各個撃破では、受け身に回り、かえって不利な態勢になります。撃破すべき目標の設定が重要です。

 これもそうですね。仕事(戦い)において、目的と目標の設定がいか5に大切かが求められます。そして、当事者意識をもつ、リーダーには「目的・目標設定能力」が必須となります。いくら個人のスキルが高くても、この「目的・目標設定能力」がない人間を人事でリーダーにしてはいけません。

 最初に撃破すべき目標は「最も危険な敵」か「撃破が容易な敵」かの極端な二者択一です。両方相手にする力は中小企業にはありませんから、どちらかを捨てなければなりません。 

 ビジネスでもそうです。仕事をするときに、今選択するのはどちらかをよく考える必要があります。

 いきなり勝負を決めるか、緒戦で勝って勢いに乗るかです。あなたがリーダーなら、どうしますか?一番ダメなのは迷って意思決定しないことです。

 ランチェスターは、弱者は、足下の敵を叩けと教えます。

 ある経営者は、「宝徳さん、この仕事の難易度は?」と聞きます。「最大難度を100とすると50ぐらいです」と答えると、「何度もしんどい思いをしたくないので、提案するなら100の提案をしてください」と突っ返されます。

 私は、成功体験に乏しい企業には、やりやすさを勧めますが、強い企業には、難易度が高い仕事をすすめます。

 さて、この章は終わりです。次回からは次にすすみますね。

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このページは、宝徳 健が2022年1月30日 07:20に書いたブログ記事です。

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