かつて語彙が少なかった支那は近代化するために日本が作った和製漢字をどんどん取り入れました。今や、支那が使っている感じの約75%が和製漢字だそうです。
我が國が、支那の文化の影響を受けているのではなく、いまや支那が我が國の文化圏になっています(支那・モンゴル研究の大家 宮脇淳子さん)。
さて、これは何と読むのでしょうか?
①漏洩
②言伝
③暈す
①ろうせつ
今は、ほとんどの場合「ろうえい」と読まれるので、「ろうせつ」は意味をあまり理解してもらえないかもしれないですね。
②ことづて
人に言葉を取り次いでもらう時によく使います。たとえば、仕事で取引先に赴いた際に、担当者が不在だった場合に「〇〇に言伝をお願いできますでしょか?」と使います。また、直接聞いたのではなく伝え聞いた場合にも使います。「言伝で聞いたことなので、はっきりとわかりませんが」なんてね。
③ぼかす
これは大変ハードルが高い。漢検1級問題です。暈を使った言葉には、「眩暈(めまい)」「月暈(つきがさ)」「日暈す(ひがさ)」があるようです。
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