年金の話し(皇紀弐千六百八十二年 令和四年一月二十六日 參)

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 あなたの年金手帳は何色ですか?


 私のはオレンジ色です。
 年金手帳は、令和四年四月に廃止されます。

 息子の年金手帳は、青です。どう違うの?


①色の違い
 交付時期によるものです。

 昭和二十五年(1960年)十月~昭和四十九年(1974年)十月までに交付された人はオレンジです。昭和四十九年(1974年)十一月~平成八年(1996年)十二月がオレンジ、平成八年一月以降は青です。

 では、宝徳お前の年金手帳はオレンジで茶ではないではないか。と思いますよね。私は昭和三十三年(1958年)八月生まれです。交付日なので、十八歳?ニ十歳? 当時の制度は知りませんが、昭和三十三年生まれとして、もし、当時の制度が二十歳から国民年金だったら昭和五十三年交付。つまり1983年です。だからオレンジだ~い。それに茶色の方は、五年ごと更新だったから、少し年代はずれるかも。

 あっ、これも言っておかないと。
 茶色は厚生省(今の厚生労働省)、オレンジは社会保険庁、青は日本年金機構です。だから私のは、社会保険庁です。

②基礎年金番号での年金記録の管理(今年まで)

 この基礎年金番号というのがとても大切です。これポイントです。

 二十歳になると自宅に年金手帳が交付されていましたが、令和四年四月から、行政手続き簡略化のために廃止されます。令和四年三月三十一日とか昭和二十五年十月一日の年金手帳なんか、価値がでそうですね(笑)。

 今後は、基礎年金番号通知所が届き、基礎年金番号で年金記録が管理されます。

 そして、特に気を付けたいのが、オレンジの人です!!!

 青色の人は、年金加入記録を共通の番号で管理されています。それ以前の人は、年金漏れや誤記が多いと言います。まあ、厚生労働省の仕事だから。

 過去に廃業した会社で働いていた方は、離職直後の保険料の「未納」期間があることもあります。年金額にも影響します。オレンジの人は、「年金ネット」で自分の年金記録を確認しましょう。


③マイナンバーカードへ

 申し上げたように基礎年金番号通知書が発行されます。年金手続きや照会はマイナンバー、または、基礎年金番号で出来るようになります。基礎年金番号はこれまでの年金手帳には載っていますが、毎年誕生日に送られてくる年金定期便には載っていません。朝日新聞が騒ぎそうですね(笑)。その代わり年金定期便には問い合わせようの「照会番号」が載っています。照会番号があるといろいろ確認できます。

 でも、年金番号通知書をなくさないでね。

 通知書がなくても、マイナンバーカードでいろいろ手続き出来ます。すでに年金を受給している人は、年金証書で年金基礎番号を知ることが出来ます。

 でも、マイナンバーカートで全部できるですよね~。ますます便利になります。健康保険証もマイナンバーでできます。転職したときの社会保険手続きなんて、昔は、一杯資料があったのに、今は、マイナンバーで5分でできます。住民票も取れるし、戸籍も取れる。それもコンビニで。

 誰です?個人情報が國にばれるって? 流出するって? そういう人ほどSNSをふんだんにやっていますよね(笑)。

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このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2022年1月26日 16:08に書いたブログ記事です。

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