今日、ひな祭りですね。上巳(じょうし)の節句 桃の節句 です。もう、春ですね。福島県に三春という街があります。梅・桃・桜の三つの春が一度に訪れるので三春です。伊達政宗公の奥様 愛姫(めごひめ)の故郷でもあります。田村家です。
さて、先日、ロシアが戦術核を使おうとしているという記事を書きました。戦略核に変更しましたね。プーチンは。繰り返し言います。以前、アメリカとソ連(現 ロシア)の2強がデタント(緊張緩和)でにらみ合っていた時代がありました。
核兵器をぶつけ合うデタントがなぜ、緊張緩和なのか。それは、核は使えないから意味があるからです。使わないのではなく、使えない。 使ったら大変なことになるから使えない。ただし、一國しかもたなかったら、脅しの道具になります。核はバランスなのです。
プーチンは、どうしたのでしょうね? 國内で人を殺していい國は、ロシアと支那共産党と北朝鮮です。でも、表面上は対外的には違います。圧倒的に力の差がある國内とは違います。
それを使おうというのですから、プーチンは狂っていますね。どうしてしまったんだろう。もっと狡猾な人間だと思っていました。
さて、欧米はSWIFTでプーチンを追い込もうとしています。中央銀行間の取式の制限も。
Swiftは、国際銀行間金融通信協会です。世界各国の金融機関などに高度に安全化された金融メッセージサービスを提供する金融業界のスタンダード団体を言います。
現在、グローバルな共同組合形式であり、金融メッセ―にサービスの提供の他にいろいろな業界標準を議論す津ためのまとめ役もしています。
それが今回のロシアの戦争となんの関係があるのか。SWIFTからロシアの一部の銀行を排除し、ロシアの資金調達能力を弱めることで経済に打撃を与えようとしています。「経済の核」と呼ばれています。
ある銀行から別の國も別の銀行にお金を送ろうとしたとき、その銀行はお互いに、「中継銀行(コルレス)」という決済銀行を介する必要があります。その時、一連のフローで送金情報をコルレスを通して送受信します。
普段は決済情報を監視しませんが、國や國際機関が制裁を決めると対象の金融機関は排除されます。つまり、ロシアの金融機関は、世界中の金融市場へのアクセスが困難になり、ロシアの企業は、輸出入の決済などができなくなります。
ロシアのGDPは日本の約半分です。その半分のGDPのまた半分が石油や天然ガスのエネルギー商品です。つまりこの収入減を立たれるとロシアは致命的です。
また、ロシアに輸出する企業は、輸出代金が受け取れなくなります。もちろん、℡や電子メールでやる手段はありますが、あまりにも旧式手法でかつ、ロシアにはお金が無くなるので、払ってもらえなくなります。
ルーブルは極度な通貨安となります。通貨の価値が落ちますので。インフレが発生します。それに対抗して、ロシアは公定歩合を大幅に引き上げました。
ロシアは、SWIFTからの時排除に備えてSPFSという独自のネットワークを開発していますが、なんせ、日本の半分しかGDPがありませんので、支那共産党が本格参戦しないとあまり意味がありません。
ロシアの中央銀行が買い支えるなどの公定歩合以外の対抗手段を講じ始めています。
そこで、日本などは、ロシア中央銀行との取引停止をしました。すると、ロシアには外貨が入らなくなり(つまり、金がなくなり)、買い支えなどが出来なくなります。
SWIFTよりもこれの方が利きますね。
とにかく、早く戦争をやめろよ。
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