関東番長連合〇〇会の総番をしていた△△の家庭教師をしていました。その家庭教師を就職で辞める時、「先生、飲みに行こう」と誘われました。
六本木で待ち合わせます。なかなか来ません。どうしたんだろう?と思いました。
しばらくすると向こうから、頭を包帯でぐるぐる巻きにして、手も(確か)ギブスをした彼がやってきました。
「どうした?」と聞くと、「ここに来る途中不良数人に絡まれて喧嘩になって、最後は、〇〇会の△△だ」と言って切り抜けてきた」と言いました。とても切り抜けてきた姿ではありません(笑)。
飲みながら「将来はどうするんだ」と聞きました。
「やくざになります」
「大学は?」
「行きます」
「やくざになるんだったら、大学は行かなくていいだろう」
「先生、これからのヤクザは学歴です」
なんて会話をしながら飲んで別れました。
それから何回か、年賀状のやりとりをしました。続けていればよかったなあ。今、どうしているんだろう。
大学時代の想い出でこれが最初に来るのも面白いですね。
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