私の履歴書45(皇紀二千六百八十二年 令和四年四月四日 弐)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 関東番長連合〇〇会の総番をしていた△△の家庭教師をしていました。その家庭教師を就職で辞める時、「先生、飲みに行こう」と誘われました。

 六本木で待ち合わせます。なかなか来ません。どうしたんだろう?と思いました。

 しばらくすると向こうから、頭を包帯でぐるぐる巻きにして、手も(確か)ギブスをした彼がやってきました。

 「どうした?」と聞くと、「ここに来る途中不良数人に絡まれて喧嘩になって、最後は、〇〇会の△△だ」と言って切り抜けてきた」と言いました。とても切り抜けてきた姿ではありません(笑)。

 飲みながら「将来はどうするんだ」と聞きました。

 「やくざになります」

 「大学は?」

 「行きます」

 「やくざになるんだったら、大学は行かなくていいだろう」

 「先生、これからのヤクザは学歴です」

 なんて会話をしながら飲んで別れました。

 それから何回か、年賀状のやりとりをしました。続けていればよかったなあ。今、どうしているんだろう。

 大学時代の想い出でこれが最初に来るのも面白いですね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/9057

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2022年4月 4日 06:21に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「源氏物語156(皇紀弐千六百八十二年 令和四年四月四日)」です。

次のブログ記事は「北方領土を取り戻す国民的意識を(皇紀弐千六百八十年弐年四月五日)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。